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人生、死ぬまで挑戦だ

本日の「GCおすすめ本」です。

人生、死ぬまで挑戦だ

人生、死ぬまで挑戦だ
ロッキー青木
東京新聞出版局


1964年、まだアメリカに日本食ブームなど無かった頃、ニューヨークに新しいスタイルの鉄板焼レストラン「ベニハナ・オブ・トーキョー」を創業、全米から世界へとチェーン展開し、アメリカンドリームを果たしたロッキー青木氏の ”挑戦し続けた人生”です。


1959年、慶応大学1年生の時、全日本学生レスリング代表団のメンバーとして渡米し、そのままアメリカに残る。
その日のパンを得るために数々のアルバイトをしながら、石にかじりついてもアメリカで成功しようと、次第に夢と野心が膨らむ。

ハーレムで、アイスクリームの移動販売などをし、レストラン開店資金を貯める。
ニューヨーク市立大卒業の頃には、ボロボロに汚れた預金通帳には、1万ドルが貯まっていた。
足りない資金1万ドルは、銀行の支店長に会いに行き、融資の約束を取り付ける。

「ベニハナ・オブ・トーキョー」1号店は、日本でレストラン「紅花」を経営する父親の提案で、日本から「合掌造り」を運んでの店作りとなる。

25才で、ニューヨークにテーブル4つの小さなレストランを開店。渡米から5年目だった。
しかし、さっぱりお客が来ず、宣伝費ゼロの中で考え出した、体当たりのPR作戦と、あの手この手のユニークな演出…。

アメリカに渡ってから、「ベニハナ」に有名人がお客として押し寄せてくるようになるまでのストーリーに、一気に引き込まれます。


その後、「ベニハナ」の全米チェーン展開の他にも、様々なビジネスにチャレンジ。
一方、パワーボートやカーレース、気球での世界初太平洋横断など、数々の冒険に挑戦する。
これも、自分の名を売れば「ベニハナ」が売れる…からだ。
どこまでも、ビジネスに、自分の店に、情熱をささげる。

新しいスタイルの日本料理を全米に広めるという、無意識の内に「日本」を背負っての勝負でもあった。


ビジネスも冒険も、やる時はとことんやる。
氏にとっては、~死よりも何よりも、人生で恐れなくてはならないものは 『何もしないで、生きること』~なのである。

日々淡々と生きるのでなく、人生を一瞬一秒大切にするのなら、『人生、死ぬまで挑戦』になるのだろう。

久しぶりにこんな熱い人生に出会いました。


現在は、amazonの中古などで入手できるようです。





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